#4.
麻酔薬:濃度 p.44 で解説 リドカイン(商品名:キシロカイン)を用いる ことが多い。 濃度は0.5%,1%,2%がある。 入れすぎ防止のため,筆者は0.5%を使いますが 好みでOKです。
#5.
麻酔薬:アドレナリン含有 p.44 で解説 アドレナリン含有(E入り)のメリット ①血管が収縮することで出血が抑えられる ②局所麻酔の薬剤効果が長持ちする 終動脈のある部位(指など)での使用は禁忌 →血管が収縮するため,虚血性合併症のリスク
#6.
極量の確認 p.45 で解説 麻酔量の使用量目安 (体重50kg,成人の場合) 最大使用可能量(過量使用防止) プロカイン(プロカイン) これを超えた場合,必ず中毒が キシロカイン(リドカイン) 起こるという数値ではない 主な薬剤の極量は以下 商品名(⼀般名) プロカイン:1,000mg/日 カルボカイン:7mg/kg キシロカイン:4mg/kg マーカイン:2mg/kg 1% 50 100 0.5% 20 40 1% 10 20 2% 5 10 0.5% 35 70 1% 18 35 2% 9 18 0.125% 40 80 0.25% 20 40 0.5% 10 20 0.2% 50 100 0.75% 20 40 1% 10 20 カルボカイン(メピバカイン) マーカイン(ブピバカイン) アドレナリン含有の薬剤は極量が増え アナペイン(ロピバカイン) ると報告されている 注意すべき量(mL)極量(mL) 麻酔薬および麻酔関連薬使用ガイドライン,メーカー添付文書をもとに作成
#7.
痛み軽減の心掛け p.45 で解説 針刺しを伴う処置のため,「ちくっとしますよ」 など声掛けをしてから行うとよい。 創部を麻酔する際は,できるだけ表皮を貫かない 場所から刺す。表皮を貫く場合はできるだけ速や かに貫く。 薬液注入も痛みを伴うため,ゆっくり注入する。
#8.
局所麻酔中毒とは p.46 で解説 投与された局所麻酔薬が血管内に移行して異常に 濃度が高まることで,さまざまな中毒症状をきた す状態。 約500~1,000人に1人の割合で発生するとされる。 低アルブミン血症や小児がリスク因子となる。
#9.
局所麻酔中毒の原因 p.46 で解説 誤って血管内に麻酔を投与してしまった場合 正しく筋層や皮下に注入したが,大量に使用した ため血管内に吸収されてしまった場合
#10.
局所麻酔中毒の症状 p.46 で解説 中枢神経症状:舌や唇のしびれ,多弁,金属様の 味覚。重症の場合は痙攣がみられる。 血管系症状:高血圧,頻脈,心室性期外収縮,そ の後に徐脈や低血圧。 約半数は50秒以内に,3/4は5分以内に起こるとさ れる。 声掛けを意識して,早期に気づくことが大事!
#11.
局所麻酔中毒の予防 p.47 で解説 局所麻酔薬の使用総量を減らす。 少量分割投与:3~5mLずつ投与する。 血管内への注入も防ぐことができる。
#12.
中毒を疑ったら p.46 で解説 ①局所麻酔薬の投与中止 ②応援の要請 ③血圧・心電図・パルスオキシメータの装着 ④静脈ラインの確保 ⑤気道確保および 100%酸素投与,必要に応じて気管挿管, 人工呼吸 ⑥痙攣の治療 (ベンゾジアゼピン推奨。血圧・心拍が不安定ならプロポフォール使用不可) ⑦(余裕があれば)血中濃度測定のための採血
#13.
重度の低血圧,不整脈! p.47 で解説 脂肪乳剤を投与する。麻酔科学会の指針は以下。 ①1.5mL/kgを約1分かけて投与。その後,0.25mL/kg/分で持続投与開始。 ②5分後,循環の改善が得られなければ再度1.5mL/kgを投与するとともに,持続投与量を2 倍の0.5mL/kg/分に上昇。さらに5分後に再度1.5mL/kgを投与(bolus投与は3回が限度)。 ③循環の回復・安定後もさらに10分間は脂肪乳剤の投与を継続する。 最大投与量の目安は12mL/kgとされる。 筆者の基本対応 「20%100mLのイントラリポスを全開投与。その後は早めに投与し ながら,バイタル安定したら速度を遅くする」
#14.
n o i t s e u Q 解答をご応募いただくと,正解者から各回2名にオリジナルUSBメモ リをプレゼント! QRコードまたは動画紹介文URLからご応募ください。 なお解答は,ご応募完了画面,ならびにスライド公開10日後に メジカルビュー社編集部のX(@MV_ed_dep)にて発表いたします。 ンで ー ペ ン 刊行キャ いた だ た い ご好評 back! e m a c USBが 次のうち,正しいものを1つ選びましょう。 締切 3/8(日) a. アドレナリン含有局所麻酔薬は,末端部位で特に効果を示す。 b. 極量を超えると例外なく合併症がみられるため,超過に注意する。 c. 局所麻酔中毒は,低アルブミン血症や高齢がリスク因子となる。 d. 局所麻酔中毒は,約半数が投与後1分以内に症状を生じる。 本企画はアンター株式会社の承認・協力のもと実施しております。
#15.
r e w s n A 次のうち,正しいものを1つ選びましょう。 a. アドレナリン含有局所麻酔薬は,末端部位で特に効果を示す。 b. 極量を超えると例外なく合併症がみられるため,超過に注意する。 c. 局所麻酔中毒は,低アルブミン血症や高齢がリスク因子となる。 d. 局所麻酔中毒は,約半数が投与後1分以内に症状を生じる。 本企画はアンター株式会社の承認・協力のもと実施しております。
#16.
・基礎疾患ごとの注意点 Ⅲ 器具の知識 心疾患のある患者の注意点 手洗い 鑷子 肺合併症のある患者の注意点 手袋・ガウンの装着 鉗子 腎疾患のある患者の注意点 手術部位の消毒 メス 糖尿病患者の注意点 感染管理 剪刀 肝障害のある患者の注意点 採血 針類・持針器 ステロイド内服患者の注意点 ポート穿刺 電気メス 抗血栓薬内服患者の注意点 中心静脈カテーテル挿入 縫合糸 ・周術期管理 気道確保 ドレッシング材 抗菌薬の予防投与 気管挿管 自動縫合器 ドレーン・チューブの管理 外科的気道確保 自動吻合器 大腸ステントの適応とケア 局所麻酔 Ⅳ 解剖 ERASの実践 局所麻酔中毒 胃の解剖 栄養療法の基本 切開排膿 大腸の解剖 ・病棟で使う薬の基本 皮膚縫合 胆嚢・胆管の解剖 抗菌薬の基本 糸結び 腸内細菌叢由来の感染症で用いる抗菌薬 Ⅱ 救急・病棟で使う知識 鎮静薬 ・救急・病棟での基本対応 緩和ケアでの疼痛コントロール 患者情報の確認 緩和ケアでの悪心・嘔吐への対応 検査結果の確認 ・救急・病棟での困った!を解決 外傷処置の基本 針刺し事故への対応 アナフィラキシーへの対応 敗血症 敗血症性ショックの考え方 急性血液浄化(急性腎障害への対応など) 緊急性のある腸閉塞 Ⅰ 基本処置・手技 Ⅴ 手術 ・基本手術 外科的気管切開 CVポート造設 開腹操作 閉腹操作 トロッカー挿入 消化管のいろいろな吻合法 ・消化器外科研修で経験する手術 腹腔鏡下虫垂切除術 腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術 腹腔鏡下胆嚢摘出術 腹腔鏡下幽門側胃切除術 胃全摘術 腹腔鏡下結腸右半切除術 腹腔鏡下結腸左半切除術 腹腔鏡下S状結腸切除術 腹腔鏡下低位前方切除術 直腸癌手術 ストマ造設の基本知識 ・そのほかの癌治療に関連する手術 肺癌治療について 乳癌治療について これ全部, 『外科研修おたすけBOOK』 『外科研修おたすけBOOK』 で学べます! で学べます! これ全部,