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中島敏彦

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④診療所経営って、結局なに?

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石黒謙一郎

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投稿者

ねねこ@呼吸器内科

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テキスト全文

  • #1.

    産業医ってこんな仕事してます ねねこ@呼吸器内科、健診、産業医 ね ね こ

  • #2.

    本スライドの対象者 ・初期研修医 ・臨床以外で医師の資格を活用したい方 ・プライベートの時間を充分に確保した働き方に興味のある方 ・産業医として働くことに興味のある方 妊娠&育児中の産業医が 具体例と共に産業医の仕事についてお伝えします

  • #3.

    もくじ ・産業医とは ・産業医になるには ・産業医の職務 ・臨床との違い ・産業医の働き方 ・TAKE HOME MESSAGE

  • #4.

    産業医とは 【産業医とは】 医師であって以下のいずれかの要件を満たす者であること ・労働者の健康管理等を行うのに必要な医学に関する知識について 日本医師会による研修ないしは産業医科大学による研修を修了した者 ・産業医科大学等で当該課程・実習を履修し卒業した者 ・保健衛生の区分で労働衛生コンサルタント試験に合格した者 ・労働衛生に関する科目の教授、准教授、常勤講師、またはその経験者 その職務は ・健康診断、面接指導等の実施及びその結果に基づく労働者の健康を保持するための措置、 作業環境の維持管理、作業の管理等労働者の健康管理に関すること ・健康教育、健康相談その他労働者の健康の保持増進を図るための措置に関すること ・労働衛生教育に関すること ・労働者の健康障害の原因の調査及び再発防止のための措置に関すること (厚生労働省HPより要約)

  • #5.

    産業医になるには 【ざっくり言うと】 ・労働衛生に関する 教授・准教授・常勤講師の経験者 ・産業医科大学卒業 以外は、下記のいずれかが必要 日時・場所・内容を選べるので、負担なく受講しやすい 系統立てて全体を把握しにくいため 取得時より個人的には資格更新時におすすめ ◆【産業医学基礎研修】(日本医師会認定)を受講 ・中央労働災害防止協会や大学病院などで行われる単発のもので単位を集め修得する ・産業医科大学(九州・東京開催)や東京医科歯科大学(東京開催)で行われる集中講座で 1週間程度で修得する ・獨協医科大学(栃木)の集中講座で夏季3か月程度の毎週末を使い修得する 平日業務を行いながら ◆【産業医学基本講座】(産業医科大学開催)を受講 受講しやすい ・本校で1か月程度毎日受講し修得する ・東京で3か月程度週3日終業後夜間に受講し修得する ◆【労働衛生コンサルタント(試験区分:保健衛生)の資格】を取得 毎年人気で申し込みが殺到 就業後の履修で体力的にハードだが内容が濃く 個人的にはおすすめ 産業医学基本講座修了者は筆記免除となる

  • #6.

    産業医の業務 【業務内容】は 事業場において労働者が健康で安全にかつ快適に働けるよう医学的立場から保持増進に努めること 病気や怪我を防ぎ、 さらに最近は より充実した職場環境を目指す 労働衛生の3管理 【作業管理】 つまり = 「職場の健康と安全」を守る という考え方から見る 産業医の業務内容 ➡ 作業の時間や姿勢・やり方など、従業員にとってより健康で安全な作業方法を 求め管理する ⇒ 職場巡視など 【作業環境管理】➡ 温度や騒音、有害物質などの有害因子を排し、より適切な作業環境へ管理する ⇒ 職場巡視、健康診断など 【健康管理】 ➡ 従業員の健康状態を継続的にチェックし、適切な措置で健康障害を防ぐ ⇒ 健康診断、衛生委員会での講話、面談など 【総括管理】 ⇒ 安全衛生計画の作成・評価への助言・指導など 【労働衛生教育】 ⇒ 衛生委員会での講話や資料提供など これら2つと合わせて 労働衛生の5管理と呼ぶこともある

  • #7.

    産業医の業務 【職場巡視】 1回/1か月(場合により1回/2カ月でも可)に職場内を巡視する 健康に有害となる作業環境や作業法になっていないかなどを評価し助言・指導する ≪病気の予防≫ 例)・Covid 19:換気やマスク装着・消毒器具設置や使用法の助言 ・VDT症候群:パソコン業務において机や椅子・パソコンの高さや光量など ・中毒:有害物質の使用時の換気装置や保護具が適切か 転倒のきっかけにならないか 避難通路やドアの開閉の邪魔にならないか ≪怪我の予防≫ VDT症候群: パソコンなどのVDT(Visual Display Terminals)機器を 長時間使用することで 起こる心身の異常 机・椅子・ディスプレイの 高さ調節などの作業環境・ 作業姿勢・作業時間などで 予防対策となる 例)・通路の荷物やコード ・高所作業 ・曲がり角やドアの前後など 衝突の危険性はないか ミラーの設置や開閉前に反応するライトやブザーの設置、ドアの開閉範囲をテープで表示、 衝突注意のポスター貼付、ドアの開閉方法における社員教育の必要性などできることはないか これまでのヒヤリハット事例の有無はどうか 例えば 脚立に乗って高い所を1人で拭く作業をしている →転落・怪我の危険性がある そもそも脚立に乗らないといけないか 長い棒つきの清掃用具など脚立を使用しない方法は? 脚立を使用せざるを得ないならば脚立を固定する人員 を配置できないか 脚立の危険な使用法(またがって立つ、1番上の段に 乗るなど)をしていないか ※事業所内の定期巡視時の顔見せ・声かけで相談しやすい土壌づくりも兼ねる 現場を1番知っている労働者から気軽に雑談・相談を受けることで 部外者ではわからない問題を見つけるきっかけにもなる

  • #8.

    < 職場巡視の例 > (あの高棚の上の荷物、重そうだな・・・) 全体的にキレイでいいですね!あ、あの荷物は何ですか? ねねこ あれは書類の束で、週1くらいで入れ替えます 社員 週1!結構重そうですね、入れ替えはどなたが? ねねこ そう、結構重いんですけど、僕がこんな感じに脚立で 1人で頑張って置いてます 社員 それは大変ですね! (転倒・転落のリスクあり、低い位置に置けないか提案してみよう 安全な脚立の使用法の指導も必要だな…) ねねこ

  • #9.

    産業医の業務 【健康診断】 健診を受ける義務(労働者)・ 受けさせる義務(事業所)を知らない ケースもある 診断結果に基づいて労働者の健康上の課題を改善する 健康診断の計画・実施の助言、結果の確認・事後措置、保健指導などを行う ≪計画・実施の助言≫ 例)・受診率をあげるための助言や健診項目の相談など ≪結果の確認・事後措置≫ 例)・結果に応じて「通常勤務・就業制限・要休職」などの判定を行う ≪保健指導≫ 例)・上記に応じて労働者へ保健指導や受診勧奨を行う Ⅲ度高血圧(180/110以上)の結果があれば受診の有無の確認、 受診勧奨、時間外労働の有無や運転業務・高所作業などの確認、 場合により就業制限の検討をする、など ※就業制限や要休職の判断については、労働者の給与や周囲の業務にも影響を及ぼすことがあるので、 事業所や労働者の意見もしっかり聞く必要がある 医学的な正しさだけが絶対ではない!

  • #10.

    < 健康診断業務の例 > (●●さんの健診結果 血圧190/95mmHgで未治療・残業65時間/月・喫煙あり) 血圧の高さを考えると心筋梗塞や脳卒中を起こす危険性があるので 速やかな受診と残業は禁止が望ましいですね ねねこ 忙しいから今は病院なんて行く時間ないし それに残業なしなんてお給料も減って困る!! ねねこ ●●さん 今とてもお忙しくて大変なのですね でもこのまま治療をせず脳梗塞や心筋梗塞になったら●●さんの お命にかかわることになるのでとっても心配です そうなったら今より休まざるを得なくなっちゃいますよ とは言え、お給料をご心配されるお気持ちもわかりますし 例えば速やかに病院にかかって頂けるとしたら 残業禁止はずっとではなく病院受診までにして 治療開始後からは40時間/月未満までなら残業可にするのはいかがですか? うーん、それならやってみてもいいかも… ●●さん

  • #11.

    産業医の業務 【面談】 復職可否や業務内容・ 環境の調整には医学的 判断だけでなく、本人 の理解・納得、事業所 が対応できるかなどの 判断も必要となる そのため、 産業医・本人・事業所 (人事部や上司など) の3者での面談とする ことも多い 面談内容により事業所への環境の見直しや社員への指導・助言などの措置を行う 健康相談・復職面談・長時間労働者面談・高ストレス者面談などがある ≪健康相談≫ 労働者からの健康に関する相談(検査・診断・治療などはできない) 例)この症状は何科にかかると良いか、受診は必要か、など ≪復職面談≫ 回復の程度を把握し、復職の可否を判断する また、状況に応じて業務内容や業務環境の調整を行う 例)回復が十分でない場合、軽減業務や時短業務から始めるよう助言するなど ≪長時間労働者面談≫ 月100時間を超える、ないしは数か月平均80時間を超え疲労の蓄積を認める者に行う 本人の希望で面談となるため 長時間労働が引き起こしやすい、脳・心血管障害、メンタルヘルス不調について 面談に意欲的に臨まれるケース 特に留意し、必要に応じて本人への指導や事業所への措置を行う が多い印象 長時間労働の負担を自覚し、労働時間を減らしたいと考える人や負担の自覚がなく残業代や 労働への意欲などからもっと労働したいと考える人まで面接者のスタンスは様々 ≪高ストレス者面談≫ ストレスチェックにて高ストレス者と判断された者のうち、 面談を希望する者に行い、必要に応じて本人への指導や事業所への措置を行う ※就業制限や環境調整については、労働者の給与や周囲の業務にも影響を及ぼすことがあるので、 事業所や労働者の意見もしっかり聞く必要がある 医学的判断と本人の事情と事業所のできること の調整という役割も大きい

  • #12.

    < 復職面談の例 > うつ病で休職していましたが復職希望です このまま休んで退職になっても困るし、主治医から復職許可をもらってあります ▲▲さん 万全の状態じゃないのに戻ってきて、突然欠勤されると穴埋めが難しくて困る! まだ復職には早いのでは? 人事部 ~ 休職中の生活の様子、睡眠時間や活動性などの聴取後 ~ (主治医意見や面談で聞いた最近の生活の様子や表情から改善傾向ではありそう ただ本調子というより退職を回避したい思いも強そう 確か発症の契機は本部の人との不和にありそうだったがそのあたりはどうか…) なるほど、▲▲さんは復職への意欲がおありなんですね 体調も良くなられたようで本当に安心しました 会社としては、無理に復職してまた具合が悪くなってしまわないか、▲▲さんの 体調が心配なことと、急な欠勤による業務の支障が懸念点なんですね ▲▲さんは休職前の業務を再開することについてはどう感じますか? ねねこ

  • #13.

    < 復職面談の例 > 普通の業務は特に問題なくできる自信があります 本部との折衝はちょっとやってみないとわかりません ▲▲さん ▲▲さんは本部との折衝にはやや不安を感じているのですね 人事部さん、本部との折衝は▲▲さんではなく他の方が対応する ことは可能ですか? また、復職初期の勤務時間や業務量の軽減は可能でしょうか? ねねこ 人事部 本部との折衝は他の者でも可能です 業務の時間や量の軽減はあらかじめわかっていれば対応はできると思います 確か会社としては急な欠勤や病気のぶり返しをご心配されていましたね 例えば、まずは久しぶりの業務に慣れる為に最初は短時間勤務・業務量の軽減から始め てみてはいかがでしょう? 急にフルタイムで勤務を始めるよりも、急な欠勤やご病気の急激な悪化を起こしにくい と思います また本部との折衝は他の方にお願いすることとして、もし必要であれば▲▲さんの他の 業務が順調にこなせるようになってから検討されるのはどうでしょうか このような形での復職について、▲▲さんや人事部さんはどのように感じられますか? ねねこ

  • #14.

    産業医の業務 【衛生委員会への参加】 衛生委員会:労働者の危険や健康障害を防止する為の対策を協議する ≪衛生講話≫ 企業の希望に応じて職場の課題に応じた講話を行う 例) 季節的な対策として「インフルエンザ」「熱中症」「Covid19情報など」 例) その事業所に多くみられる疾患の情報提供 など ≪その他≫ 委員会内で取り扱われる様々なテーマに対し医学的な意見を述べる 例) 労働災害やヒヤリハット事例の報告があればその対策について助言する 事業所に見られる課題(喫煙率を下げるなど)の提案 健康増進策の予算・規模に応じたアドバイス 例えば 運動奨励のポスター貼付、 階段のステップ毎に消費カロリーを表示する、 万歩計を配布し部署ごとに総歩数を競争する、 皇居ランなどスポーツイベントを行う などの提案 ※衛生委員会での助言については、医学的知識だけでなく、 対策を行うものとして取り上げられれば、 ポスター貼付・講話による健康教育、 (あれば)喫煙室の撤去の提案、 禁煙外来の情報提供など さらに提案を深める 予算・人員の大きさや費用対効果への意識が求められる 事業所の許容できる予算・人員などの規模への理解も求められる

  • #15.

    < 衛生委員会の例 > 今月の労災は0件、長時間残業者は0人です 進行役 おぉ!とても素晴らしいですね!皆さんの尽力の賜物ですね! ねねこ 皆さんから何かありますか? 何もなければねねこ先生の講話をお願いします 進行役 特にありません!! 衛生委員 まずは講話の前に皆さんの中で そういえば怪我しそうだった!とか危ないところを見かけた!という方はいますか? もしくはお仕事をしている中で、ここは危ないとか、こうだったらより作業しやすい とお感じになることがあったら教えていただけますか? ねねこ そう言えば… 衛生委員 →出てきた意見を元に環境改善や安全対策について話し合う

  • #16.

    産業医の業務 *個人的に楽しいポイント* ≪職場巡視で≫ 普段は見ないもの(他職種の現場・環境・作業工程・働き方)を見られる この機械をこう使ったらどんな危険が起きうるか、など普段使わない思考をできる ≪健康診断で≫ 多数の結果をまとめて見る為、事業所・職種・年代毎などの傾向がわかる ≪面談で≫ 病院に行くほどでもないと病院に来ない人の健康上の悩みについて知る 労働者の体調や事業所の環境など相反し得るものの調整・折衝について学べる 1人に対しての保健指導の時間を多く取り細やかに相談・改善法を検討できる ≪衛生委員会で≫ 健康増進イベントの立案など企業の費用対効果の考え方について学べる

  • #17.

    臨床との違い ◆働きかけの方向の違い◆ 問題を見つけ ≪自覚の有無≫ 臨床医:問題があると患者自身が自覚し患者自身が時間を作って外来にくる 問題解決のための行動(検査や治療など)への合意を取りやすい 産業医:問題があると自覚していない労働者に面談のための時間を作ってもらう ところから始める 問題解決のための行動(面談を受ける、受診するなど)への合意を もらいにくいケースもある(「忙しく行く時間ない」「必要ない」) ≪問題の有無≫ 臨床医:患者と共に症状・異常値などの問題点が来るのを待つ 産業医:問題があるのかないのか、自ら探しに行く

  • #18.

    臨床との違い 怪我をしてから病院へ来る ◆未然に防げる可能性の有無◆ 臨床医:症状や異常値などが発生してから出会う 産業医:病気や怪我が発生し得る発生前段階でのアプローチが可能 こうなる前にコードをどけちゃおう →怪我は起きない! ◆病気・怪我等への対処◆ 臨床医:検査・診断・治療ができるため、病気や怪我そのものへの直接的なアプローチが可能 産業医:検査・診断・治療は行えない 起こしうる環境や起こした後に適応しやすいよう環境を整えるなど間接的なアプローチとなる 診察 ◆影響を及ぼす範囲◆ 臨床医:直接診察・治療した患者への働きかけが中心 産業医:直接面談した社員の他、事業所へ働きかけることで事業所所属の社員全体への働きかけも可能 個人へ の面談 環境を整えて 社員全体の怪我 を防ぐ 社員全体への 講話や講演

  • #19.

    臨床との違い *個人的に楽しいポイント* 【医師】というより【社会人】 としての自分を意識する場面も多い ビジネスマナーについて学べる 予防できる 大きな集団へまとめてアプローチできる

  • #20.

    産業医の働き方 【産業医の働き方】 ◆専属産業医と嘱託産業医◆ 働き方の違い・労働者数の規模の違いがある 職務は同じ 常駐するため勤務室があり、書類・資料・ 測定器具などの保管が可能である 通常、複数事業所の掛け持ちはしない ≪専属産業医≫ 常時いる労働者数が1000人(有害業務500人)以上の事業所に選任義務がある 専属として事業所に所属し、事業所内に常駐し業務を行う 勤務室などはないことが多く、書類や資料 例)週3日定時勤務 ≪嘱託産業医≫ 常時いる労働者数が50人以上の事業所に選任義務がある 嘱託として月に1回数時間事業所に訪問し業務を行う 例)月1回、1-2時間/回訪問 の保管法の工夫や測定器具の持参が必要 になることもある 訪問時間に限りがあるため、訪問時間内に 効率よく業務を行う必要がある

  • #21.

    産業医の働き方 *個人的に楽しいポイント* 急な残業などが発生しにくく終業後の予定を立てやすい 個人的には病院勤務時には 夜明け前の出勤・日没後の退勤の連続で 世間の季節感に取り残され 休日の服装迷子になることも度々… 嘱託産業医を複数掛け持ちする場合は 日中の移動で季節を感じられる 移動の合間の昼食や休憩の時間をしっかり確保できる 食べることが好きな人は必見!スケジュール 次第で場所ごとにお気に入りのお店でランチも いろいろな地域に行くことができる ⇒時間・空間などスケジュールを自由に組みやすい

  • #22.

    TAKE HOME MESSAGE ・産業医の仕事は「職場の健康と安全を守る」こと ・臨床医との違い 患者さんが時間を作る臨床医⇔社員さんに時間をもらう産業医 ・嘱託産業医はいつどこで何をするか 比較的自由に予定を組める

産業医ってこんな仕事してます

  • 初期研修医

  • 産業医

  • キャリア
  • 職場巡視
  • 安全衛生委員会
  • 認定産業医

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投稿者プロフィール
ねねこ@呼吸器内科

都内クリニック

概要

妊娠&育児中の産業医が具体例と共に産業医の仕事についてお伝えします。初期研修医、臨床以外で医師の資格を活用したい方、プライベートの時間を充分に確保した働き方に興味のある方、産業医として働くことに興味のある方を対象としたスライドです。

◎目次

・本スライドの対象者

・もくじ

・産業医とは

・産業医になるには

・産業医の業務

・臨床との違い

・産業医の働き方

・TAKE HOME MESSAGE

本スライドの対象者

医学生/研修医

テキスト全文

  • #1.

    産業医ってこんな仕事してます ねねこ@呼吸器内科、健診、産業医 ね ね こ

  • #2.

    本スライドの対象者 ・初期研修医 ・臨床以外で医師の資格を活用したい方 ・プライベートの時間を充分に確保した働き方に興味のある方 ・産業医として働くことに興味のある方 妊娠&育児中の産業医が 具体例と共に産業医の仕事についてお伝えします

  • #3.

    もくじ ・産業医とは ・産業医になるには ・産業医の職務 ・臨床との違い ・産業医の働き方 ・TAKE HOME MESSAGE

  • #4.

    産業医とは 【産業医とは】 医師であって以下のいずれかの要件を満たす者であること ・労働者の健康管理等を行うのに必要な医学に関する知識について 日本医師会による研修ないしは産業医科大学による研修を修了した者 ・産業医科大学等で当該課程・実習を履修し卒業した者 ・保健衛生の区分で労働衛生コンサルタント試験に合格した者 ・労働衛生に関する科目の教授、准教授、常勤講師、またはその経験者 その職務は ・健康診断、面接指導等の実施及びその結果に基づく労働者の健康を保持するための措置、 作業環境の維持管理、作業の管理等労働者の健康管理に関すること ・健康教育、健康相談その他労働者の健康の保持増進を図るための措置に関すること ・労働衛生教育に関すること ・労働者の健康障害の原因の調査及び再発防止のための措置に関すること (厚生労働省HPより要約)

  • #5.

    産業医になるには 【ざっくり言うと】 ・労働衛生に関する 教授・准教授・常勤講師の経験者 ・産業医科大学卒業 以外は、下記のいずれかが必要 日時・場所・内容を選べるので、負担なく受講しやすい 系統立てて全体を把握しにくいため 取得時より個人的には資格更新時におすすめ ◆【産業医学基礎研修】(日本医師会認定)を受講 ・中央労働災害防止協会や大学病院などで行われる単発のもので単位を集め修得する ・産業医科大学(九州・東京開催)や東京医科歯科大学(東京開催)で行われる集中講座で 1週間程度で修得する ・獨協医科大学(栃木)の集中講座で夏季3か月程度の毎週末を使い修得する 平日業務を行いながら ◆【産業医学基本講座】(産業医科大学開催)を受講 受講しやすい ・本校で1か月程度毎日受講し修得する ・東京で3か月程度週3日終業後夜間に受講し修得する ◆【労働衛生コンサルタント(試験区分:保健衛生)の資格】を取得 毎年人気で申し込みが殺到 就業後の履修で体力的にハードだが内容が濃く 個人的にはおすすめ 産業医学基本講座修了者は筆記免除となる

  • #6.

    産業医の業務 【業務内容】は 事業場において労働者が健康で安全にかつ快適に働けるよう医学的立場から保持増進に努めること 病気や怪我を防ぎ、 さらに最近は より充実した職場環境を目指す 労働衛生の3管理 【作業管理】 つまり = 「職場の健康と安全」を守る という考え方から見る 産業医の業務内容 ➡ 作業の時間や姿勢・やり方など、従業員にとってより健康で安全な作業方法を 求め管理する ⇒ 職場巡視など 【作業環境管理】➡ 温度や騒音、有害物質などの有害因子を排し、より適切な作業環境へ管理する ⇒ 職場巡視、健康診断など 【健康管理】 ➡ 従業員の健康状態を継続的にチェックし、適切な措置で健康障害を防ぐ ⇒ 健康診断、衛生委員会での講話、面談など 【総括管理】 ⇒ 安全衛生計画の作成・評価への助言・指導など 【労働衛生教育】 ⇒ 衛生委員会での講話や資料提供など これら2つと合わせて 労働衛生の5管理と呼ぶこともある

  • #7.

    産業医の業務 【職場巡視】 1回/1か月(場合により1回/2カ月でも可)に職場内を巡視する 健康に有害となる作業環境や作業法になっていないかなどを評価し助言・指導する ≪病気の予防≫ 例)・Covid 19:換気やマスク装着・消毒器具設置や使用法の助言 ・VDT症候群:パソコン業務において机や椅子・パソコンの高さや光量など ・中毒:有害物質の使用時の換気装置や保護具が適切か 転倒のきっかけにならないか 避難通路やドアの開閉の邪魔にならないか ≪怪我の予防≫ VDT症候群: パソコンなどのVDT(Visual Display Terminals)機器を 長時間使用することで 起こる心身の異常 机・椅子・ディスプレイの 高さ調節などの作業環境・ 作業姿勢・作業時間などで 予防対策となる 例)・通路の荷物やコード ・高所作業 ・曲がり角やドアの前後など 衝突の危険性はないか ミラーの設置や開閉前に反応するライトやブザーの設置、ドアの開閉範囲をテープで表示、 衝突注意のポスター貼付、ドアの開閉方法における社員教育の必要性などできることはないか これまでのヒヤリハット事例の有無はどうか 例えば 脚立に乗って高い所を1人で拭く作業をしている →転落・怪我の危険性がある そもそも脚立に乗らないといけないか 長い棒つきの清掃用具など脚立を使用しない方法は? 脚立を使用せざるを得ないならば脚立を固定する人員 を配置できないか 脚立の危険な使用法(またがって立つ、1番上の段に 乗るなど)をしていないか ※事業所内の定期巡視時の顔見せ・声かけで相談しやすい土壌づくりも兼ねる 現場を1番知っている労働者から気軽に雑談・相談を受けることで 部外者ではわからない問題を見つけるきっかけにもなる

  • #8.

    < 職場巡視の例 > (あの高棚の上の荷物、重そうだな・・・) 全体的にキレイでいいですね!あ、あの荷物は何ですか? ねねこ あれは書類の束で、週1くらいで入れ替えます 社員 週1!結構重そうですね、入れ替えはどなたが? ねねこ そう、結構重いんですけど、僕がこんな感じに脚立で 1人で頑張って置いてます 社員 それは大変ですね! (転倒・転落のリスクあり、低い位置に置けないか提案してみよう 安全な脚立の使用法の指導も必要だな…) ねねこ

  • #9.

    産業医の業務 【健康診断】 健診を受ける義務(労働者)・ 受けさせる義務(事業所)を知らない ケースもある 診断結果に基づいて労働者の健康上の課題を改善する 健康診断の計画・実施の助言、結果の確認・事後措置、保健指導などを行う ≪計画・実施の助言≫ 例)・受診率をあげるための助言や健診項目の相談など ≪結果の確認・事後措置≫ 例)・結果に応じて「通常勤務・就業制限・要休職」などの判定を行う ≪保健指導≫ 例)・上記に応じて労働者へ保健指導や受診勧奨を行う Ⅲ度高血圧(180/110以上)の結果があれば受診の有無の確認、 受診勧奨、時間外労働の有無や運転業務・高所作業などの確認、 場合により就業制限の検討をする、など ※就業制限や要休職の判断については、労働者の給与や周囲の業務にも影響を及ぼすことがあるので、 事業所や労働者の意見もしっかり聞く必要がある 医学的な正しさだけが絶対ではない!

  • #10.

    < 健康診断業務の例 > (●●さんの健診結果 血圧190/95mmHgで未治療・残業65時間/月・喫煙あり) 血圧の高さを考えると心筋梗塞や脳卒中を起こす危険性があるので 速やかな受診と残業は禁止が望ましいですね ねねこ 忙しいから今は病院なんて行く時間ないし それに残業なしなんてお給料も減って困る!! ねねこ ●●さん 今とてもお忙しくて大変なのですね でもこのまま治療をせず脳梗塞や心筋梗塞になったら●●さんの お命にかかわることになるのでとっても心配です そうなったら今より休まざるを得なくなっちゃいますよ とは言え、お給料をご心配されるお気持ちもわかりますし 例えば速やかに病院にかかって頂けるとしたら 残業禁止はずっとではなく病院受診までにして 治療開始後からは40時間/月未満までなら残業可にするのはいかがですか? うーん、それならやってみてもいいかも… ●●さん

  • #11.

    産業医の業務 【面談】 復職可否や業務内容・ 環境の調整には医学的 判断だけでなく、本人 の理解・納得、事業所 が対応できるかなどの 判断も必要となる そのため、 産業医・本人・事業所 (人事部や上司など) の3者での面談とする ことも多い 面談内容により事業所への環境の見直しや社員への指導・助言などの措置を行う 健康相談・復職面談・長時間労働者面談・高ストレス者面談などがある ≪健康相談≫ 労働者からの健康に関する相談(検査・診断・治療などはできない) 例)この症状は何科にかかると良いか、受診は必要か、など ≪復職面談≫ 回復の程度を把握し、復職の可否を判断する また、状況に応じて業務内容や業務環境の調整を行う 例)回復が十分でない場合、軽減業務や時短業務から始めるよう助言するなど ≪長時間労働者面談≫ 月100時間を超える、ないしは数か月平均80時間を超え疲労の蓄積を認める者に行う 本人の希望で面談となるため 長時間労働が引き起こしやすい、脳・心血管障害、メンタルヘルス不調について 面談に意欲的に臨まれるケース 特に留意し、必要に応じて本人への指導や事業所への措置を行う が多い印象 長時間労働の負担を自覚し、労働時間を減らしたいと考える人や負担の自覚がなく残業代や 労働への意欲などからもっと労働したいと考える人まで面接者のスタンスは様々 ≪高ストレス者面談≫ ストレスチェックにて高ストレス者と判断された者のうち、 面談を希望する者に行い、必要に応じて本人への指導や事業所への措置を行う ※就業制限や環境調整については、労働者の給与や周囲の業務にも影響を及ぼすことがあるので、 事業所や労働者の意見もしっかり聞く必要がある 医学的判断と本人の事情と事業所のできること の調整という役割も大きい

  • #12.

    < 復職面談の例 > うつ病で休職していましたが復職希望です このまま休んで退職になっても困るし、主治医から復職許可をもらってあります ▲▲さん 万全の状態じゃないのに戻ってきて、突然欠勤されると穴埋めが難しくて困る! まだ復職には早いのでは? 人事部 ~ 休職中の生活の様子、睡眠時間や活動性などの聴取後 ~ (主治医意見や面談で聞いた最近の生活の様子や表情から改善傾向ではありそう ただ本調子というより退職を回避したい思いも強そう 確か発症の契機は本部の人との不和にありそうだったがそのあたりはどうか…) なるほど、▲▲さんは復職への意欲がおありなんですね 体調も良くなられたようで本当に安心しました 会社としては、無理に復職してまた具合が悪くなってしまわないか、▲▲さんの 体調が心配なことと、急な欠勤による業務の支障が懸念点なんですね ▲▲さんは休職前の業務を再開することについてはどう感じますか? ねねこ

  • #13.

    < 復職面談の例 > 普通の業務は特に問題なくできる自信があります 本部との折衝はちょっとやってみないとわかりません ▲▲さん ▲▲さんは本部との折衝にはやや不安を感じているのですね 人事部さん、本部との折衝は▲▲さんではなく他の方が対応する ことは可能ですか? また、復職初期の勤務時間や業務量の軽減は可能でしょうか? ねねこ 人事部 本部との折衝は他の者でも可能です 業務の時間や量の軽減はあらかじめわかっていれば対応はできると思います 確か会社としては急な欠勤や病気のぶり返しをご心配されていましたね 例えば、まずは久しぶりの業務に慣れる為に最初は短時間勤務・業務量の軽減から始め てみてはいかがでしょう? 急にフルタイムで勤務を始めるよりも、急な欠勤やご病気の急激な悪化を起こしにくい と思います また本部との折衝は他の方にお願いすることとして、もし必要であれば▲▲さんの他の 業務が順調にこなせるようになってから検討されるのはどうでしょうか このような形での復職について、▲▲さんや人事部さんはどのように感じられますか? ねねこ

  • #14.

    産業医の業務 【衛生委員会への参加】 衛生委員会:労働者の危険や健康障害を防止する為の対策を協議する ≪衛生講話≫ 企業の希望に応じて職場の課題に応じた講話を行う 例) 季節的な対策として「インフルエンザ」「熱中症」「Covid19情報など」 例) その事業所に多くみられる疾患の情報提供 など ≪その他≫ 委員会内で取り扱われる様々なテーマに対し医学的な意見を述べる 例) 労働災害やヒヤリハット事例の報告があればその対策について助言する 事業所に見られる課題(喫煙率を下げるなど)の提案 健康増進策の予算・規模に応じたアドバイス 例えば 運動奨励のポスター貼付、 階段のステップ毎に消費カロリーを表示する、 万歩計を配布し部署ごとに総歩数を競争する、 皇居ランなどスポーツイベントを行う などの提案 ※衛生委員会での助言については、医学的知識だけでなく、 対策を行うものとして取り上げられれば、 ポスター貼付・講話による健康教育、 (あれば)喫煙室の撤去の提案、 禁煙外来の情報提供など さらに提案を深める 予算・人員の大きさや費用対効果への意識が求められる 事業所の許容できる予算・人員などの規模への理解も求められる

  • #15.

    < 衛生委員会の例 > 今月の労災は0件、長時間残業者は0人です 進行役 おぉ!とても素晴らしいですね!皆さんの尽力の賜物ですね! ねねこ 皆さんから何かありますか? 何もなければねねこ先生の講話をお願いします 進行役 特にありません!! 衛生委員 まずは講話の前に皆さんの中で そういえば怪我しそうだった!とか危ないところを見かけた!という方はいますか? もしくはお仕事をしている中で、ここは危ないとか、こうだったらより作業しやすい とお感じになることがあったら教えていただけますか? ねねこ そう言えば… 衛生委員 →出てきた意見を元に環境改善や安全対策について話し合う

  • #16.

    産業医の業務 *個人的に楽しいポイント* ≪職場巡視で≫ 普段は見ないもの(他職種の現場・環境・作業工程・働き方)を見られる この機械をこう使ったらどんな危険が起きうるか、など普段使わない思考をできる ≪健康診断で≫ 多数の結果をまとめて見る為、事業所・職種・年代毎などの傾向がわかる ≪面談で≫ 病院に行くほどでもないと病院に来ない人の健康上の悩みについて知る 労働者の体調や事業所の環境など相反し得るものの調整・折衝について学べる 1人に対しての保健指導の時間を多く取り細やかに相談・改善法を検討できる ≪衛生委員会で≫ 健康増進イベントの立案など企業の費用対効果の考え方について学べる

  • #17.

    臨床との違い ◆働きかけの方向の違い◆ 問題を見つけ ≪自覚の有無≫ 臨床医:問題があると患者自身が自覚し患者自身が時間を作って外来にくる 問題解決のための行動(検査や治療など)への合意を取りやすい 産業医:問題があると自覚していない労働者に面談のための時間を作ってもらう ところから始める 問題解決のための行動(面談を受ける、受診するなど)への合意を もらいにくいケースもある(「忙しく行く時間ない」「必要ない」) ≪問題の有無≫ 臨床医:患者と共に症状・異常値などの問題点が来るのを待つ 産業医:問題があるのかないのか、自ら探しに行く

  • #18.

    臨床との違い 怪我をしてから病院へ来る ◆未然に防げる可能性の有無◆ 臨床医:症状や異常値などが発生してから出会う 産業医:病気や怪我が発生し得る発生前段階でのアプローチが可能 こうなる前にコードをどけちゃおう →怪我は起きない! ◆病気・怪我等への対処◆ 臨床医:検査・診断・治療ができるため、病気や怪我そのものへの直接的なアプローチが可能 産業医:検査・診断・治療は行えない 起こしうる環境や起こした後に適応しやすいよう環境を整えるなど間接的なアプローチとなる 診察 ◆影響を及ぼす範囲◆ 臨床医:直接診察・治療した患者への働きかけが中心 産業医:直接面談した社員の他、事業所へ働きかけることで事業所所属の社員全体への働きかけも可能 個人へ の面談 環境を整えて 社員全体の怪我 を防ぐ 社員全体への 講話や講演

  • #19.

    臨床との違い *個人的に楽しいポイント* 【医師】というより【社会人】 としての自分を意識する場面も多い ビジネスマナーについて学べる 予防できる 大きな集団へまとめてアプローチできる

  • #20.

    産業医の働き方 【産業医の働き方】 ◆専属産業医と嘱託産業医◆ 働き方の違い・労働者数の規模の違いがある 職務は同じ 常駐するため勤務室があり、書類・資料・ 測定器具などの保管が可能である 通常、複数事業所の掛け持ちはしない ≪専属産業医≫ 常時いる労働者数が1000人(有害業務500人)以上の事業所に選任義務がある 専属として事業所に所属し、事業所内に常駐し業務を行う 勤務室などはないことが多く、書類や資料 例)週3日定時勤務 ≪嘱託産業医≫ 常時いる労働者数が50人以上の事業所に選任義務がある 嘱託として月に1回数時間事業所に訪問し業務を行う 例)月1回、1-2時間/回訪問 の保管法の工夫や測定器具の持参が必要 になることもある 訪問時間に限りがあるため、訪問時間内に 効率よく業務を行う必要がある

  • #21.

    産業医の働き方 *個人的に楽しいポイント* 急な残業などが発生しにくく終業後の予定を立てやすい 個人的には病院勤務時には 夜明け前の出勤・日没後の退勤の連続で 世間の季節感に取り残され 休日の服装迷子になることも度々… 嘱託産業医を複数掛け持ちする場合は 日中の移動で季節を感じられる 移動の合間の昼食や休憩の時間をしっかり確保できる 食べることが好きな人は必見!スケジュール 次第で場所ごとにお気に入りのお店でランチも いろいろな地域に行くことができる ⇒時間・空間などスケジュールを自由に組みやすい

  • #22.

    TAKE HOME MESSAGE ・産業医の仕事は「職場の健康と安全を守る」こと ・臨床医との違い 患者さんが時間を作る臨床医⇔社員さんに時間をもらう産業医 ・嘱託産業医はいつどこで何をするか 比較的自由に予定を組める

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