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Dr. やまて

2021/05/31
(2021/10/15 更新)

Dr. やまて

Non-Med Hospital

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「変性疾患はとっつきづらい」と思っている人は多いかもしれません.しかしParkinson病はコモンな疾患で,救急外来・病棟で出くわす場面もあります.疾患像をおおまかに捉えて,非専門医としての「デキる」対応をしましょう.

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【公式】Antaa Slideへのアップロード方法

Antaa Slideは、医師・医学生のためのスライド共有プラットフォームです。 本スライドでは、Antaa Slideへのスライドアップロード方法を解説します。 ① Antaa Slideへのログイン方法 ② スライドのアップロード方法 ③ アップロードしたスライドの確認方法 ④ ご利用にあたっての注意点 勉強会やセミナーのために作ったスライドを、皆でシェアして知識をつないでいきましょう。アップロードをお待ちしています! ※登録には、医師資格登録年度または医学部卒業見込み年度の入力が必要です。 <以下のnoteもぜひご覧ください> Antaa Slideは、医師同士の“Giveの精神”でつながるスライド共有プラットフォーム https://note.com/antaa/n/n5fabdc34a32f Antaa Slideってどんなサービス? 反響をまとめてみました https://note.com/antaa/n/nd09bf6ed8f3f

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オミクロン(B.1.1.529系統)について

2021年11月から急速に世界中に拡がり、2022年1月初旬から日本でも急速に増加しているオミクロンについて、2022年1月6日時点でわかっていることについてまとめました。日本政府の方針に合わせて、2022年1月10日に1回目の改訂を行い、2022年1月15日に再度改訂しました。このスライドは、作者が個人的に作成したものであり、所属施設の見解を代表したものではありません。

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2022.1.11時点のCOVID治療について

様々な新薬が使用できるようになりCOVID治療の選択肢が増えました。 2022.1.11時点におけるCOVIDの標準治療をまとめました。 参照される際は最新の情報をもとにご活用いただきますようお願い致します。

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内科医のための脳出血とくも膜下出血

内科医が苦手意識があるかもしれない、出血性脳卒中について初療の重要ポイントを、その後の脳神経外科医の仕事にもイメージがわくように、まとめました。「内科医のための」とありますが、内科医ではない先生も、研修医の先生も、ぜひ少しでも御参考頂ければ幸いです。

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在宅医療における看取りの作法

在宅医療の看取りを言語化したときに「一定の作法・型がある」というのが私の臨床経験上の1つの結論です。トータルペイン、看取りのパンフレット、キュブラー・ロスの死の受容5段階モデルの活用など。より具体的にスライド作成していますので、明日の在宅医療現場で意識してもらえたら幸いです。

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救急外来で気軽に使える漢方入門 漢方はじめるならこの症候 3選

本スライドは「現代医学的な視点」で「西洋医学を補完」するための救急漢方の入門編です. ◎対象者 ・救急外来で漢方を役立てたい人 ・漢方に興味があるが, はじめ方がわからない人 ・漢方特有の理論が苦手な人 ◎目次 ・本スライドの対象者 ・救急漢方はどんなときに役立つ? ・救急漢方の特徴は? ・救急漢方はじめるならこの症候 ・めまい ・便秘 ・打撲 ・もっと救急漢方を役立てたい方 ・最後に漢方の代表的な副作用をチェック ・Take home message

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「脊髄損傷」コレだけは 〜基本的な初期対応〜

脊髄損傷の「評価の方法」「手術の是非」「ステロイド大量療法の是非」が学べます。当直などで脊髄損傷が来るとなった時でも焦らずに対応できるよう学んでいきましょう。 ◎目次 ・今回のスライドで学べること ・脊髄損傷でもまずはABCDE ・バイタルが安定したら脊髄損傷の評価 ・高位診断 ・損傷高位と達成可能な予後 ・脊髄損傷の重症度評価 ・脊髄損傷の重症度による予後予測 ・脊髄損傷に対する手術治療の是非 ・ステロイド大量療法の是非 ・脊髄損傷の初期合併症の注意点と対応 ・ステミラック注 ・TAKE HOME MESSAGE

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デキレジは”こう動く” ーParkinson病ー

1. デキレジは“こう動く” ーParkinson病ー presented by Non-Med Hospital
2. Introduction こんな経験,ありませんか?
3. 「高齢者の発熱か.Parkinson病の既往ありか.(へぇー)  ん!?めっちゃ高熱ですやん!  しかも,やけに手足硬くない!?わたわた」 「これは悪性症候群ですね」 「はい!?」 ヤバレジ 神経内科医 こんな経験,ありませんか?①
4. 「消化管穿孔の患者さんを担当するぞ.  なになに?Parkinson病があるのか.  絶食だけど,薬って中止していいのかな?」 「よし.投薬内容を確認して.L-ドパ量を計算しよう.  LED換算表をもとに,ドパストンで代替だ!」 「What!?」 ヤバレジ こんな経験,ありませんか?② デキレジ
5. 2人の違い 把握してない 把握している 疾患の全体像 非専門医の対応 理解していない 理解している
6. このスライドの目標 把握してない 把握している 理解していない 理解している デキレジになろう! 疾患の全体像 非専門医の対応
7. CONTENTS 01. Parkinson病とは 02. 救急外来でみるPD 03. 病棟でみるPD
8. 01.Parkinson病とは PDの概論/自然歴/治療法
9. 【四大症状】   振戦   筋強剛   姿勢反射障害   無動,小刻み歩行 レム睡眠行動障害 うつ,幻覚 認知症 便秘,排尿障害 起立性低血圧 嗅覚障害 Parkinson病 非専門医でも使う 抗てんかん薬を覚えよう! 脳内でのドパミン不足が原因で, いろんな症状が出る病気 運動症状 自律神経障害 精神症状 1 2 3 4
10. 初期 進行期 高度進行期 Parkinson病治療 ≒ 糖尿病治療 オフ (運動症状が悪化) オン (コントロール良好) 効きすぎ (ジスキネジアなど) ドパミン 症  状(血 糖 値)を見ながら ドパミン(インスリン)の量を調整    ①直接補充 :L-ドパ(インスリン)  ②作用を補助:アゴニスト(SU/グリニド薬)  ③分解を阻害:COMT阻害薬(DPP-4阻害薬)
11. 治療が奏功 (ハネムーン期) 日常生活に支障 (治療抵抗性) 寝たきり Parkinson病の自然歴 初期 進行期 高度進行期 前駆期 Ⅰ Ⅲ Ⅴ Ⅱ Hoen & Yhar 重症度分類 Ⅳ 0年 10年 15-20年
12. 02.救急外来でみるPD Wearing off/ジスキネジア/悪性症候群
13. 救急外来でみるPD 押さえておくべきはこの3つ
14. Case1「ふるえがひどくなりました.」 最近の治療状況(減量中?) 悪化する時間帯(内服直前) 服薬コンプライアンス ドパミン需要量の増加(感染症など) off 症状 ■対処法 治療が不十分で,ドパミンが足りない状態 ■聴取すべき情報 治療の強化(投薬の増量)※救急外来では不要 うごけない… ■症状 振戦,歩行障害の増悪
15. Case2「ふるえがひどくなりました.」 ジスキネジア くねくね動く… 投薬の調整(投薬の減量)※救急外来では不要 ■対処法 最近の治療状況(増量中?) 悪化する時間帯(内服数時間後) 服薬コンプライアンス ■聴取すべき情報 不随意運動の出現 ■症状 治療の副作用で,ドパミンが過剰な状態
16. Case3「高熱が出て,朦朧としてます.」 最近の治療状況(減量中?) 服薬コンプライアンス(急な中断は?) 感染の合併は? 悪性症候群 ■聴取すべき情報 自律神経障害:発熱(≧40℃),頻脈,発汗 錐体外路症状:著名な筋固縮,振戦 意識障害  :混迷 ■対処法 投薬再開,ダントロレンナトリウム,全身管理 ※適切に治療しないと死に至る ■症状 急な中断で,脳内のバランスが崩壊 ※詳細な機序は不明 …… ガチガチ
17. 救急外来でみるPD まとめ off 症状 ジスキネジア 悪性症候群 足りない 効きすぎ 急な中断 ■聴取  治療状況(減量?)  悪化する時間帯  服薬コンプライアンス  急性疾患の有無 治療の強化 ■聴取  治療状況(増量?)  悪化する時間帯  服薬コンプライアンス 投薬の減量 ■聴取  治療状況(減量?)  服薬コンプライアンス  感染合併の有無 投薬再開,全身管理, ダントロレンナトリウム
18. 03.病棟でみるPD 周術期/不穏/せん妄
19. 病棟でみるPD 押さえておくべきはこの2つ
20. Q1.欠食/周術期のPD管理は? 急な中断は, 悪性症候群/ドパミンアゴニスト離脱症候群のリスク 内服できない (ex.全身状態不良) 腸が使えない (ex.周術期) 経腸投与 静注薬/貼付薬に置換 A1.なるべく治療を継続
21. 治療薬のL-ドパ換算量(LED)を計算  静注薬 and/or 貼付薬に置換 具体的な置換方法 出典:INTENSIVIST 2016;8:827-837 例) マドパー®100mg 3T 朝昼夕 コムタン®100mg 1T 朝昼夕 LED=(100mg×3)+(100mg×0.2)×3=450mg ドパストン®50mg+生食50ml 1日3回 ニュープロ®パッチ4.5mg   1日1枚 ※LD:L-ドパ投与量 半量〜等量投与
22. Q2.不穏/せん妄時のPD管理は? A2.禁忌薬に注意 ハロペリドール(セレネース®) :禁忌! リスペリドン (リスパダール®):低用量なら副作用軽減 クエチアピン (セロクエル®) :糖尿病患者で禁忌 ペロスピロン (ルーラン®)  :日本国内での使用 鎮静薬の多くは抗精神病薬 抗精神病薬=抗ドパミン作用=Parkinson症状の悪化 クエチアピン<オランザピン<リスペリドン<ハロペリドール (低用量では,リスペリドン<オランザピン) ■主な薬剤 ■症状を悪化させにくい順 案)内服可 :リスペリドン0.5ml/糖尿病なければクエチアピン12.5mg   内服不可:フルニトラゼパム(サイレース®) 1mg+生食100ml          ※呼吸抑制に注意.基本的に使用しない.
23. 病棟でみるPD まとめ 欠食/周術期 不穏/せん妄 禁忌薬に注意 ▶内服ができない(状態不良)    経腸投与 ▶腸が使えない(周術期)    静注薬/貼付薬に置換  ※LEDを計算 投薬を継続 ▶禁忌薬    ハロペリドールは禁忌 ▶症状を悪化させにくい薬    低用量リスペリドン  クエチアピン(糖尿病なければ)
24. デキレジは“こう動く”
25. 進行期 高度進行期 初期 病棟 救急外来 off 症状 悪性症候群 欠食/周術期 不穏/せん妄 ドパミンが過剰 ドパミンが不足 脳内バランスが崩壊 投薬を継続 禁忌薬に注意 ■症状:パーキンソニズム ■聴取:減量? ■対処:投薬増量 ■症状:不随意運動 ■聴取:増量? ■対処:投薬減量 ■症状:発熱,固縮,混迷 ■聴取: 急な中断? ■対処:投薬再開,ダントロレン ■内服不可:経腸投与 ■経腸不可:静注薬/貼付薬 ■禁忌薬:ハロペリドール ■使用薬:低用量リスペリドン,      クエチアピン(DM禁忌) ジスキネジア
26. デキレジに,なれましたか? 把握してない 把握している 理解している デキレジ! 疾患の全体像 非専門医の対応 理解していない
27. Dr. やまてが運営するサイト「Non-Med」では, 医師のための ”Non-Medical” を,発信しています. 興味がある方はぜひ!  https://non-med.com We are DEKI-RESI! Non-Med Hospital