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投稿者

古川由己

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  • #1.

    がん検診リーフレットは、 質の高い意思決定を支援する内容になっているか? Furukawa Y, Saito H, Hasegawa K, Ichikawa M. Assessing the quality of cancer screening leaflets using the International Patient Decision Aids Standards instrument: a cross-sectional content analysis. Patient Educ Couns. 2021. 対 象 国立がん研究センター保健社会学研究部のリーフレット (2018)を調査対象とした。 厚生労働省が使用を推奨し、実際に複数の 自治体で活用されており、日本国内で質の 高いリーフレットの代表 とみなせると判断し、 一般向けリーフレット全 7種を対象とした。 調査手法 患者参画(PPI) 国際的な評価尺度である日本語版IPDAS ver4.0を用いて3人で独立に評価。 意思決定支援ツールとして認められるた めに最低限全て満たされているべき6項目 について評価した。 結 考 がん患者にヒアリング。 メリットデメリットは偏りなく伝えられる べきと考えている ことを確認。 果 察 がん検診リーフレットは、意思決定支援ツールとしては改善の余地があった。 検診を受ける以外の選択肢を示したり、検診のメリット・デメリットをバランスの取れ た形で記載するなどの工夫が不十分であった。個人個人の価値観に沿った意思決定を支 援するための情報提供の方法として、 IPDASの基準項目やfact boxの活用などが提案 されている。がん検診受診を検討する人の意思決定を支援するために、これらを参考に、 バランスの取れた理解しやすい情報提供が実現されることが望まれる。

がん検診リーフレットは、 質の高い意思決定を支援する内容になっているか?

  • その他

  • がん検診
  • リスクコミュニケーション
  • ヘルスコミュニケーション
  • ヘルスプロモーション
  • 意思決定

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投稿者プロフィール
古川由己

東京大学医学部附属病院

概要

Furukawa Y, Saito H, Hasegawa K, Ichikawa M. Assessing the quality of cancer screening leaflets using the International Patient Decision Aids Standards instrument: a cross-sectional content analysis. Patient Educ Couns. 2021.

PMID: 33846033 DOI: 10.1016/j.pec.2021.03.034

https://authors.elsevier.com/a/1ctrp2dv7nJqz1

本スライドの対象者

専攻医/専門医

テキスト全文

  • #1.

    がん検診リーフレットは、 質の高い意思決定を支援する内容になっているか? Furukawa Y, Saito H, Hasegawa K, Ichikawa M. Assessing the quality of cancer screening leaflets using the International Patient Decision Aids Standards instrument: a cross-sectional content analysis. Patient Educ Couns. 2021. 対 象 国立がん研究センター保健社会学研究部のリーフレット (2018)を調査対象とした。 厚生労働省が使用を推奨し、実際に複数の 自治体で活用されており、日本国内で質の 高いリーフレットの代表 とみなせると判断し、 一般向けリーフレット全 7種を対象とした。 調査手法 患者参画(PPI) 国際的な評価尺度である日本語版IPDAS ver4.0を用いて3人で独立に評価。 意思決定支援ツールとして認められるた めに最低限全て満たされているべき6項目 について評価した。 結 考 がん患者にヒアリング。 メリットデメリットは偏りなく伝えられる べきと考えている ことを確認。 果 察 がん検診リーフレットは、意思決定支援ツールとしては改善の余地があった。 検診を受ける以外の選択肢を示したり、検診のメリット・デメリットをバランスの取れ た形で記載するなどの工夫が不十分であった。個人個人の価値観に沿った意思決定を支 援するための情報提供の方法として、 IPDASの基準項目やfact boxの活用などが提案 されている。がん検診受診を検討する人の意思決定を支援するために、これらを参考に、 バランスの取れた理解しやすい情報提供が実現されることが望まれる。

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